野菜

シェアハウスの異文化交流で色々な食文化を体験

半年ほどシェアハウスを利用していたことがあります。
東京に用事があり、その用事が終われば実家に帰る予定だったので、マンションを借りるよりもそのほうが値段時にもお得だったからです。

私が利用したシェアハウスは外国の人の入居率が高く、いつも片言の日本語といろんな国の言葉が行きかっていました。
私は生まれてこの方日本を出たことがないので、シェアハウスが外国の異文化と触れ合う初めての経験でした。

最初は何をしたらいいのか、あるいはしてはいけない事が分からなくて戸惑う事も多かったのですが、そのシェアハウスでは入居者同士が親しくなれるように定期的にパーティーを開いてくれていたので、比較的仲良くなりやすかったと思います。

いろんな国の料理に触れる

それ以外にもパーティーの目玉は、いろんな国の郷土料理をその土地出身の人がふるまってくれる事です。

カレーといえば茶色のイメージしかなかった私には、タイ出身の人が作ってくれたカレーが一番印象に残っています。
タイのほうでは「ケン」というそうで、
黄色味がかった色合いのもの、明るい赤色、綺麗な緑色の三種類が代表的なものらしいです。
色の印象から、きっと緑色のグリーンカレーは辛くないはずと思って気軽に食べてみたらとても辛くて、
思わず悲鳴をあげてしまいました。

日本のレトルトカレーだと色合いが濃くなるほど辛くなりますが、
タイのものは香辛料や材料で変わるので、実はグリーンカレーが一番辛いのだそうです。

その次にレッドカレー、イエローカレーの順番だそうで、見た目だけで辛さを決めつけたら駄目だと実感しました。

他にも驚いたことといえば、イタリア出身の人がトマトでだし汁をとっていた事でしょうか。
イタリアのほうではトマトのだし汁はいわばお母さんの味のようなもので、日本でいうところの鰹節や煮干し、昆布みたいなものだと教えてくれました。

このトマトのだし汁で煮込んだ鶏肉がふんわりと柔らかくてとてもおいしかったです。

日本食を振舞うことも

いろんな国の人が自信をもって自国の郷土料理をアピールしてくれるので、わたしも数回お味噌汁を振舞いました。
外国人が多いシェアハウスで暮らしているといっても日本国内なので、
日本食は食べ飽きているのではないかと思っていろいろ工夫を凝らす事にしました。

お味噌汁の具材を、飲食店ではあまり出ないようなものにしてみました。
キャベツやほうれん草を入れてパーティーに出してみたところ、大好評でした。

フランスの人からは、「これは東洋のポトフだね」と言われました。
確かに作り方は全然違いますが、何を入れても基本おいしく仕上がるポトフとお味噌汁って、
実はよく似ているのかもしれません。
シェアハウスで暮らしていると、実際に外国に行かなくても視野はどんどん広くなるのを実感します。

しばらくしたらまた東京のほうに用事があるので、その時にはどんな国の料理に出会えるのか楽しみです。
そして、シェアハウスで同居する外国の人に日本の食文化を味わってもらえるよう、料理を上達させておきたいと思っています。