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異文化交流についての本

異文化理解力

異文化交流というと、他の国の人と文化の違いを超えて交流するという意味があり、どちらかというとバケーションで関わるようなことや、留学で関わるような場合が多いです。
しかし異文化交流は、観光や留学のみならず、仕事でも行なうことも多く、特に仕事であれば、他国の文化を理解することは重要です。

そんな異文化を理解するのに役立つ本が、異文化理解です。
アメリカ人と働いている方や中国人と働いている方、他にもフランス人やイギリス人、ロシア人などと、他の国の人と働いているのであれば、誰にでも役に立ちます。
海外駐在員のみならず、多国籍企業の日本支社で働く方や、日系企業の海外チームに所属する方にも特におすすめです。

著者はエリンメイヤーという方であり、とシンガポールでMBAプログラムを行うビジネススクールの教授です。
著者の主張は非常にシンプルになっており、ビジネスを効率的に進めるためのヒントを、ポイントを絞って解説をしています。

色々な国のビジネスリーダーにインタビューを行い、それを元に書いているので、とても説得力があり思い当たる節もあります。。
さらには、日本がいかに特殊な国であるかも書かれており、この本を読むと実感する人も多いでしょう。

異文化を理解するのに役立つ

異文化理解力には、以下のような指針が具体例と一緒に紹介されており、実務に使えるノウハウが多数あります。

・国によって仕事の進め方は根本的に異なっている
・空気を読む国の人と働くのか、空気を読まない国の人と働くので、それに応じて自分の働き方も変えて柔軟に対応させていく
・原理優先と応用優先の国では説得方法は異なる
・平等主義的と階層主義的の国においては、会議の進行方法は変えるべきだ
・文化を越えて信頼を築くことは重要であり、特に信頼を築く方法としてランチは活用できる場面である。

もしも海外スタッフとやりとりをするようなことがあり、自分の進め方が間違ってるのかと悩むときは、少しアプローチを変えることにより解決でき答えが見えてくることあります。
そんな悩みを解決するための、一助となる本であることは間違いありません。

アメリカ的なアプローチが常に正しいとは限らず、アジアの国では日本的なアプローチの方が歓迎されるということもあります。
国によっても、どのようなアプローチをすれば良いのかは、違ってくるのです。
このように国によって仕事の仕方の正解は一つでは無く、コミュニケーションの質をより上げていくことにも繋がります。

この本を仕事をする仲間で読めば、お互いの文化的背景が異い、ビジネスの進め方も異なっているかが伝わるでしょう。
海外事業に関わる事が多いような方にも、是非とも読んで欲しい本です。