ドイツ

日本と似たひかえめな文化

ヨーロッパの中でもドイツと日本は比較的近い感覚を持っていると言われます。
主張が激しい欧米各国の中でもドイツの国民性は比較的おとなしく、協調性があり、無茶な主張をしないという点が挙げられるのですが、ドイツ人は秩序を重んじ個人主義よりも公を重んじる気質があるからと言われています。
ドイツ人はよく真面目で几帳面・勤勉であると言われますが、これはこのまま日本人が世界で言われる国民性と似ているのです。

こうした共通点からドイツと日本は互いに親しんできた歴史もあるのです。
第二次世界大戦では日本とドイツは連合国として敗戦し、そこから経済的発展を遂げて復興しました。
現在ではドイツも日本も世界に大きな影響を与える経済大国となっています。
そうした意味でもドイツと日本は似ているといえます。

また優秀な科学者や科学研究における世界への貢献という点でも日本とドイツは優れていてその点でも共通点を見いだせるのです。
特に自動車産業の発展は日本とドイツ無しでは語れないでしょう。

面白いところでは日本の「すみません」という言葉と同じ意味合いで使うドイツ語の「エントシュルディグング」という言葉です。
欧米諸国は自分の非を認めるのは不利になるということでなかなか謝らないことが多いとされていますが、ドイツは比較的この「エントシュルディグング」という言葉を使って自分の非を認めると言われています。
日本とドイツにはこんなに共通点があるのです。

ドイツ人は掃除好きな国民として知られています。
日本とは違い靴で家の中に上がるのに床はピカピカに磨かれ、ホコリなど落ちていないという家がほとんどです。

そればかりか、窓まわりを外から見るとどの家も美しく磨かれていてゼラニウムなどの植木が飾ってあり見た目にも美しいのです。
ドイツではこうして自宅と外観をきれいに保つのは義務と考えられていて、忙しくて片付ける隙のない家庭は掃除のプロを雇ってでも綺麗に保たなければいけないという暗黙のルールがあります。
清潔さもドイツならではの国民性と言えそうです。

家族を大事に

日本と似ているとされるドイツですがやはり違う点もあります。

それは仕事や余暇に対しての考え方です。
日本は残業が多くなかなか家に帰れないということがままありますが、ドイツは始業こそ早いものの、終業時間になったらすぐに仕事を切り上げ家に帰ってしまいます。
同僚と飲み屋に・・・という習慣もなく家族との時間を大事にするのです。

休日を長くとりバケーションを楽しむ人も多く、3週間まとめて休暇を取りイタリアに旅行する、というドイツ人も多くいます。
なかなか長期休暇を取れない日本人とは大きく違う点です。